人気の投稿

2013年2月17日日曜日

鉋・鑿の研ぎかた



図の説明

1.角を落とす
2・刃先を砥石一杯に使って研ぐ
3・砥石を前後入れ替えて研ぐ
4・繰り返し砥石の形を直す
5・上図は断面図です。

1.I conquer the corner I use
2. point of a sword for one cup of whetstone and polish it
Anteroposterior in
3. whetstone; replace it, and polish it
I repair the form of
4. repetition whetstone
5.The figure is a cross section in


上図は、鉋・鑿の研ぎ方をしめしたものです。

あくまでも、基本的なことです。


鉋・鑿は研ぐ前に「裏だし等」や鉋台の準備、鑿は「下り輪まわり」の準備をします。


私は鉋で一人前に削(欅・桜のような硬い木や杉などの柔らかい木の全て)る事が

できるようになるまで、約6年かかりました。

毎日約一時間あまりの時間、修行した結果でした。

それだけ難しいもので、又魅力のあるものです。


現在雇った職人の中に、一人前(本当の意味)の職人が一人もいない事も稀ではありません。

都市部では、機械での加工仕上げが多くなったせいです。


また「チョウナ」は、恐れて使う職人は、一人もいない場合が殆どです。


和風建築では、太鼓梁や丸太を使う場合も多く全く役に立たない職人が

集まる場合もあり、そんな時は私一人で「丸太加工」や「鉋かけ」をします。


一軒分「仕上げをするため、刃の長さが21mmも減ったこともありました。

現在は、そのようなことが普通です。


後日できれば、木組みの一部でも掲載できればと思っています。


上図の補完



1.2.3は、砥石上面の形状
A.砥石の上面
B.鉋刃の形状


1.2.3 is a shape of the whetstone top surface

A. The top surface of the whetstone

B. Shape of the plane blade

常に定規で確かめることが大切です。

*分かりやすくするため誇張して図示しております。




0 件のコメント :

コメントを投稿